留まろうとした
愛を捨ててしまえば
傷付く人もいない
傷付けることもない
想いが暮れなずんで
出会いが 運命だと信じて疑わず
ただ駆け抜けてるだけでよかった
見えてなかったのは 弱さ
探しに行こう もっと深いトコまで
理由なんてなくていい
鮮やかな風に乗り込み
君の音が聴こえる方へ
カケラ光れ 夜に吸い込まれないで
想いひとつで 届けにいくよ
思い出していた
君とみた世界たち
あるいてきた足跡 近づく足音
隙間に何をおもう
伸ばした 腕の先に君がいるはずだ
いつも通り君がいるはずだ
掴んだのは 溶けてく泡
どこにいるの 声をあげてみせて
また二人で走り出そう
柔らかな空を纏って
不可思議な予感に委ねて
アーチを描く 風が繋いでくれたよ
私と君を
結んだカケラは
最初は真っ白な夢だった
瞳とじて 極彩の幻想を食む
カケラ色づく
まっすぐに君のもとへと
淡い光を頼って行く
君が叫ぶ 私のこころに届く
迎えにきたの 一人じゃないさ