手放される 音
話すふり 叶わず
結ぶことを 望む
あなたの 距離 近く
片道想いに
触れては
還らぬ心
浅い夢から 覚めた
私の手は 無意識に
求める色に 染まるまで
愛した 数を 重ねるわ
罪とされても
弾く指を 振り払い
ふさぎ込むの 息も 聞こえない
紅く廻って 流れる
熟した 熱を
燃え尽きそうな 心
抑える こと 逃して 微笑む
求める色に 染まらせて
崩れた 視界 かすみ出す
残された過去
一人求む 救済を
あなただけの 世界
溺れてた