夜が訪れ月のつくる道
この町の静けさが
好きといってたね
人恋しさを抱いてたわけじゃない
私を選んだのは
どういうわけでしょう
いつか君は賑やかな街へと
魅せられた日々を思い出して
去った
今はもうレールだけが
残されてるこの広場で
私はまだ列車を待ってる
この場所から離れゆく日
思い描き今日も待ってる
行きずりの恋だと思ってた
あの日が愛しく離れないよ
今はもうレールだけの
この線をずっと辿りゆけば
あなたの住む
きらびやかな街角へと
着くのでしょうか
サビてゆくよ
ただ一つの君へ続くはずのレール
名前も知らぬ駅でもいい
この体を運んで欲しい
今も立ってるこの場所から