遠い遠い昔の時間は
硝子細工みたいにはかなく
思い出されるのは触まれる痛みと
僕が手の中に微笑みかける理由...
風が吹き抜けるように
僕の身体をぬくもりが通りすぎた
そう あの日はとろける程に暑く
砂の様に虫が集まっていた
僕はそれをすくい上げ
コイツタチの明暗を
安易に今から下そうとしている...
流悲の区別もつかず
涙の粒は数えるまでもない
夢だけを見よう――
旅人は僕にこういった
現実からさよなら――
旅人は僕にこういった
シャラ.ラ.ラ.ラ.ラ
シャラ.ラ.ラ
「そうすれば全てを
否定できるだろ?」
もう聞かないで!
(風が吹き抜けるように
僕の身体をぬくもりが通りすぎた)
夢だけをみよう――
旅人は僕にこういった
現実からさよなら――
旅人は僕にこういった
夢だけをみよう――
旅人は僕にこういった
現実からさよなら――
旅人は僕にこういった
シャラ.ラ.ラ.ラ.ラ
シャラ.ラ.ラ
「そうすれば全てを
否定できるだろ?」
もう聞かないで!
Stranger said to me like this.