詩人が死んだ
知人の子供が生まれた
真冬の正午 人の影が薄くなる
影をひきずり
もう一人の自分を連れて
誰もが皆 僕の影をふんづける
運命は波のように
押し寄せては消えてゆく
Baby Blue Baby Blue
青い地球に生まれた
Baby Blue Baby Blue
そして いつか きっと
いつまでも青い
子供の様でありたいと
詩人は皆に
言いふらして生きてきた
感動したことを
一言で言い切ろうとして
たった一行に
たったそれだけの人生を
運命は影のように
どこまでもついてくる
Baby Blue Baby Blue
光と影の世界
Baby Blue Baby Blue
白と黒の世界
Baby Blue Baby Blue
プラスとマイナスの世界
Baby Blue Baby Blue
本音とたてまえの世界